パラリンピックって障害者しか出れないのおかしくない?
テレビを見ていたら、驚いたことに68歳の方がパラリンピックに出場していることを知った。
68歳「シャイニー」鮮やか予選突破 卓球・別所キミエ - 2016リオパラリンピック:朝日新聞デジタル
この方の出場しているのは座っておこなう卓球で、こんな競技がある事自体知らなかった。将来自分が足腰が弱った時にやってみてパラリンピックを目指してみようかな、と思ったら健常者はパラリンピックには出場できないらしい。
公式な情報は見つからないけど、 パラリンピック、国枝がテニスで金、錦織は参加不可? - ニュース・時事問題 解決済 | 教えて!goo とか 健常者はパラリンピックに出場できないのですか?障害者が世... - Yahoo!知恵袋 によると、そういうものみたい。
反対に、 パラリンピックとオリンピック、両方出る選手は? : リオ パラリンピック : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) にあるようにパラリンピックとオリンピックの両方に出場する選手はいるので、障害者がオリンピックに出るのはOKっぽい。
で、ここで感じたのは「これって差別でしょ!!」とかではなくて「この差ってなんか悲しいな」ってことです。勝手な推測だけど、「障害者でも健常者と渡り合えるレベルであればオリンピックに出てもいいよ(頑張ったね)」。でも「健常者が頑張ってもパラリンピックには出れんよ(障害者と健常者が同じ競技に出ると、そりゃ健常者勝っちゃうでしょ)」ってとこなのかな。
確かに現実を考えると、障害者よりも健常者の方が勝つ可能性が高いだろう。なので、これは差別というより区別なのかもしれないけど、健常者と障害者の間に何か高い壁があることを認めているように思えて無性に悲しくなった。
健常者=オリンピック、障害者=パラリンピックとかじゃなくて、オリンピックとパラリンピックを一つにして、健常者・障害者問わずその新オリンピックに出場するようにはできないのかな。
そんな世の中になるのはまだ時間が掛かりそうだけど、そんな社会を夢見ます。
心にのこるオリンピック・パラリンピックの読みもの1 夢に向かってチャレンジ!
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